2010/11/15
深夜の人気トークショーに音楽ゲストとして出演してラッキーなスタートを切る新人バンドが多い中、RUNNER RUNNERは特に人気が高い番組『LATE SHOW WITH DAVID LETTERMAN』で司会を務めるDAVID LETTERMANが手掛ける新レーベルからデビューするという群を抜く幸運に恵まれた。このレーベルはMOREVINGIAN MUSIC、CAPITOL/EMI、そしてLETTERMANが擁するメディア企業WORLDWIDE PANTSの傘下で立ち上がった新レーベルCLEAR ENTERTAINMENTのジョイント契約によるもので、RUNNER RUNNERはそこからセルフ・タイトル作で1月にデビューすることになった。
CLEAR ENTERTAINMENTはWORLDWIDE PANTSのマネージメント部門として2008年に業務をスタートさせ、当初はマネージャーのJIM RECORの手腕のもとで本格的なコメディ・レーベルとして成長させる計画だった。しかしRECORは、義理の娘のLUCYを通じて紹介された5人組ポップ・パンク・バンドRUNNER RUNNERと出会ったことで、同レーベルを音楽寄りにシフトしていくことを決意。RUNNER RUNNERを、長きに渡って共に仕事をしてきたMEROVINGIAN MUSICの創始者JACK PONTIに引き合わせた。そしてPONTIからも、「彼らは素晴らしいソングライターたちであり、音楽という仕事に対する特別な倫理観を持ち合わせている。言葉ではどう定義していいのか分からないが、彼らの中には何かがある」という、RUNNER RUNNERが持つ特別な魅力に対する賛同を得たのであった。
そんなわけでバンドのマネージャーを務めるようになってから2年を経た今年の始め、RECORはLETTERMANから直々に許諾を得て、CLEAR ENTERTAINMENTからRUNNER RUNNERを看板アーティストとしてデビューさせることを決定。
MEROVINGIAN MUSICおよびCAPITOL/EMIとのジョイントにより、バンドをプッシュしていくことになった。
そして来年のアルバム・デビューに先立ち、シングルの「SO OBVIOUS」が今年3/16にリリースされ、彼らは同曲のプロモーション・ツアーも敢行している。さらに9/27にはLETTERMANの番組『LATE SHOW WITH DAVID LETTERMAN』に音楽ゲストとして出演し、レーベルのボスとの初対面も果たした。この番組出演の2週間後には、「SO OBVIOUS」はBILLBOARDのMAINSTREAM TOP 40 CHARTで37位の最高位まで登りつめており、アルバム・リリースに期待がかかっている。
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